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初めての方へ!海外へ年賀状を送る方法をわかりやすく解説

海外にいるご家族、友人、知人に年賀状を送りたいけれど、どうすればよいか悩んでいらっしゃいませんか?言語や文化の違い、正しい送り方がわからないなど、さまざまな不安があるかもしれません。この記事では、海外への年賀状の送り方について、基本的な知識から具体的な手順まで、初めての方にもわかりやすく解説します。


目次


海外へ年賀状を送る前に知っておきたいこと

海外へ年賀状を送る際、以下の事は事前に知っておいてください。


1.1 各国の年賀状文化の違い

年賀状は日本の独特な文化であり、海外では新年の挨拶カードの習慣が異なります。地域ごとの特徴は以下のとおりです。

(1) 欧米圏

 ・クリスマスカードが主流で、12月中旬までに届くように送ります
 ・新年カードはあまり一般的ではありませんが、ビジネス用としては活用されています
 ・写真入りのカードが好まれる傾向にあります
 ・家族全員の近況報告を記載する習慣があります

(2) 中国・韓国

 ・旧正月(春節)に合わせた挨拶状を送る習慣があります
 ・デジタルカードやメッセージの利用が増加しています
 ・伝統的な縁起物や象徴的な模様を使用することが一般的です
 ・韓国では「設レター(ソルレター)」という新年の挨拶状があります

(3) その他のアジア圏

 ・タイ:ソンクラーン(水かけ祭り)の時期に挨拶状を送る習慣があります
 ・ベトナム:旧正月(テト)に合わせて挨拶状を送ります
 ・フィリピン:クリスマスシーズンから新年にかけて挨拶状を送ります


1.2 海外への年賀状の料金

海外への年賀状の料金は各国共通で、航空便はがきは100円、航空便グリーティングカードは140円、船便は90円となります。通常の郵便はがきや年賀はがきに、不足分の切手を貼って出すことも可能です。また、さらに追加料金を払えば、書留や受取通知にすることができます。

ただし、郵便料金の変動も考慮し、日本郵便の公式サイトや郵便局で最新の情報を確認してから手配しましょう。


1.3 海外への年賀状のお届け日数

国内であれば年賀状は、12月24日ごろまでに郵便ポストに投函すれば元日に届けられますが、海外でそのような仕組みはなく、通常の郵便として配送されます。配達日数は距離ではなく、地域によって大きく異なります。

一般的には、航空便を利用した場合、アジア圏なら9~21日北米やヨーロッパは12~18日程度、その他の地域ではさらに日数がかかることが想定されます。

年末年始は特に郵便事情が混み合いやすく、通常よりも日数がかかる可能性もありますので、可能であれば12月上旬までに航空便で発送を済ませておくと安心です。



海外への年賀状の書き方

ここでは、宛名とメッセージの書き方を説明します。


2.1 宛名の書き方


(1) 受取人の住所氏名等

宛名面の右下部に、英語、仏語または送り先の言語で、以下の順序で記入します。

①「To」を入れる
②受取人氏名(名前、苗字の順)、敬称(Mr.、Mrs.等)を付ける
③アパートなどの建物名、部屋番号
④住所の番地、通り名
⑤都市名、地方名、州名
⑥郵便番号
⑦国名(アルファベットの大文字)


(2) 差出人の住所氏名等

宛名面の左上部に、以下の順序で記入します。

①「From」を入れる
②差出人氏名(名前、苗字の順)、敬称を付けない
③アパートなどの建物名、部屋番号
④住所の番地、丁目・町村名
⑤市区名、都道府県名
⑥郵便番号
⑦国名

海外年賀状宛名の書き方


2.2 海外の文化に合わせたメッセージの書き方

文化や宗教に配慮したメッセージを心がけましょう。一般的な新年の挨拶にはこのようなものがあります。

 "Happy New Year!"
    "Best wishes for the New Year!"
 "Wishing you a wonderful year ahead!"
 "May the New Year bring you joy and success!"
 "Looking forward to seeing you in the coming year!"

以下の文化的配慮が必要です。

 ・宗教的な表現は控えめにします
 ・現地の伝統や習慣を尊重した表現を選びます
 ・個人的な近況報告を含めると親しみが増します
 ・相手の母国語で一言添えると喜ばれます

また、地域によっては、以下の配慮も必要となります。

 ・キリスト教圏:クリスマスと新年を組み合わせたメッセージも喜ばれます
 ・イスラム圏:宗教的な配慮が必要です
 ・アジア圏:その国の伝統的な新年の挨拶を添えると喜ばれます

海外年賀状



海外への年賀状の発送方法

海外へ年賀状を発送する際の発送方法や注意点を説明します。

(1) 発送方法

 ・海外への年賀状でも、郵便ポスト、または郵便局の窓口で出すことができます。
 ・ただし、海外年賀をポストに投函する時は、「年賀用」ではなく「通常の郵便物用」投入口へ投函します。
 ・船便は航空便よりも料金が安価ですが、到着までに数週間から数か月かかるため、年賀状の場合は航空便を選びましょう。

(2) 官製はがきや年賀はがきを利用する場合

 ・はがきは横にして使用します
 ・はがきの空いている部分に不足分の切手を貼ります(100円-85円=15円)

(3) 宛名書きの注意点

 ・文字は活字体で、はっきりと読みやすく書きます
 ・数字は英数字を使用します
 ・句読点は適切に使用し、カンマやピリオドを忘れずに入れます
 ・略語は正しく使用します(St. = Street, Ave. = Avenue など)
 ・宛名面の空いているところに「AIR MAIL」、「POST CARD」と記入

(4) 特殊な場合の対応

 ・写真入り年賀状:厚さと重量の制限を確認
 ・音声機能付き年賀状:航空便で送れるか確認
 ・特殊な形状の年賀状:郵便物の規格を確認



海外への年賀状に関するよくある質問と回答

Q:国際郵便はがきを年賀状に使えますか?
A: 国際郵便はがきは販売を終了しました。お手持ちの場合は、不足分の切手を貼ることで使用できます。

Q;英語以外の言語で書いても大丈夫ですか?
A;宛名は英語、仏語または送り先の言葉で書く必要がありますが、メッセージ部分はどの言語でも構いません。ただし、配達の確実性を考慮すると、主要な情報は英語での記載をおすすめします。

Q:切手は日本のものを使用しますか?
A:はい、日本の切手を使用します。金額は送付方法等によって異なりますので、必ず正確な金額を確認してください。不足があると相手に追加料金が請求される可能性があります。

Q:写真付きの年賀状は送れますか?
A:送ることができます。ただし、以下の点に注意が必要です。
 ・重さによって追加料金が必要になる場合があります
 ・厚みのある写真は特殊取扱いが必要になることがあります
 ・光沢紙を使用する場合は、宛名が消えないよう注意が必要です

Q:海外に送付したお年玉付き年賀はがきが当選した場合、お年玉賞品に交換できますか?
A: お年玉賞品に交換できるのは、日本国内の郵便局のみです。

Q:日本らしいデザインで海外の方に喜ばれる年賀状のアイデアはありますか?
A:日本の風景や富士山、桜、鶴といった日本を象徴するデザインは海外の方にも喜ばれる傾向があります。派手すぎずシンプルなデザインを心がけると、上品で好印象を与えられます。

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作成日: 2024-11-11 14:19:46 / 更新日: 2024-11-11 17:33:17

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星野

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