Home > テンプレート活用 > 年賀状作成ソフト「筆まめ」の特徴と使い方についてまとめました。

【2026年最新】筆まめとは?使い方・ダウンロードから住所録管理まで解説!筆ぐるめとの比較も

1.はじめに

新年イメージ

2025年も終わりに近づき、2026年の年賀状準備の季節がやってきました。年末は何かと忙しい時期ですが、「年賀状作成をもっと簡単に済ませたい」と感じる方も多いのではないでしょうか。 

そんな方におすすめなのが、年賀状作成ソフト「筆まめ(ふでまめ)」です。
「筆まめ」は長年愛用されている人気ソフトで、初心者でも操作が分かりやすく、ハイセンスな年賀状を簡単に作れるのが魅力。住所録管理や封筒印刷、テンプレート編集など多彩な機能も搭載されています。

また、最近では「デジタル年賀状」や「電子年賀状メール・LINE送信」など、新しい年賀状スタイルにも対応し、より自由なデザイン表現が可能になりました。

本記事では、

  • ①:「筆まめとは?」という基本 
  • ②:「筆まめの使い方」、「住所録の作成」方法 など
  • ③:無料で使える代替ソフト「筆ぐるめ」などの比較 

について初心者にも分かりやすく解説します。

年賀状作成をスムーズに、そしてセンスよく仕上げたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

2.年賀状作成ソフト「筆まめ」とは

筆まめネット

出典:筆まめネット

まずは年賀状作成ソフト「筆まめ」について解説します。

2-1 機能

筆まめに搭載されている基本機能は次のとおりです。 

  • 年賀状作成機能(文字入力から写真・素材配置など)
  • 素材(年賀状に挿入するテンプレートや写真・イラストなど)
  • 宛名情報の管理(追加、編集、削除、取り込み)
  • デザイン面編集
  • クラウド住所録同期(対応サービス)

このように筆まめは年賀状作成におけるすべての機能が揃っています。エディションは無料版と有料版の2種類が用意されています。

有料版では家庭用プリンター印刷、ネットプリント/コンビニプリント対応、より多彩なテンプレート・素材、高機能な住所録・デザイン管理など拡張機能が利用できます。 

  • 「おうちで印刷プラン」という名称のサービス(特定アプリ向け)は既に終了しており、現在は「家庭用プリンター印刷」「ネットプリント」「コンビニプリント」といった印刷手段が通常版機能として案内されています。
    利用するバージョンや契約形態によって、同期・印刷サービス・テンプレートの数などの差があるため、購入前に公式サイトで最新の機能差・対応サービスを確認するのがおすすめです。

2-2 特徴

筆まめの特徴は次のとおりです。

  • ①:目的にあわせて作成方法を選べる
  • ②:住所録が非常にわかりやすい
  • ③:デザイン編集が直感的にできる
  • ④:往復はがきとラベルの作成も簡単
  • ⑤:本格的な年賀はがきを作成できる
  • ⑥:素材が充実している
  • ⑦: 定型文が充実している
  • ⑧:オリジナルのデザインを作成できる
  • ⑨:宛名もデザインできる

2-3 メリット・デメリット

筆まめのメリット・デメリットは次のとおりです。

【メリット】

  • ①:操作ガイドと解説動画が付属しているので初心者に安心
  • ②:何をしたいか目的別で選ぶことができる
  • ③:理想のデザインを直感的に行うことができる
  • ④:住所録が非常にわかりやすい
  • ⑤:素材が充実しているので様々なデザインを作成できる
  • ⑥:オールシーズン活用可
  • ⑦:他の年賀状ソフトからの乗り換えが想像以上にスムーズ

【デメリット】

  • ①:コストはやや高め
  • ②:パソコン操作が不慣れな人には使用が困難になる可能性あり
  • ③:直感的な操作が苦手な人には不向き

安全・安心プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし

3.筆まめ vs 筆ぐるめ どっちがいい?【徹底比較】

年賀状ソフトといえば「筆まめ」と「筆ぐるめ」が2大定番。どちらも長年の人気を誇りますが、 実際にどっちを選ぶべきか迷う人も多いはず。ここでは、 機能・使いやすさ・価格・サポート体制の4つの観点から比較します。

筆まめ・筆ぐるめの比較表

比較項目 筆まめ 筆ぐるめ
特徴 宛名管理や差出人情報の編集が細かくできる。ビジネス用途にも対応。 テンプレート数が多く、初心者でも直感的に操作できる。デザイン重視。
機能性 高機能でカスタマイズ性が高い。フォントやレイアウトの自由度も高い。 写真入り年賀状やおしゃれなデザイン作成に強い。
使いやすさ 多機能ゆえ最初は慣れが必要だが、慣れると細かい編集が可能。 操作画面がシンプルで、初めてでもスムーズに作成できる。
テンプレート数 約1,000種類前後(バージョンによる) 約5,000種類以上と豊富。季節ごとのデザインも多い。
価格帯 約3,000〜5,000円。乗り換え優待版あり。 約3,000〜5,000円。無料体験版・期間限定版もあり。
サポート体制 電話・メール・動画マニュアルなど充実。 ソフト内ヘルプやFAQがわかりやすく初心者にやさしい。
おすすめの人 宛名印刷をしっかり管理したい人、ビジネスにも使いたい人。 デザイン重視の人、簡単操作で作りたい初心者。

結論:どっちを選ぶべき?

  • とにかく簡単に作りたいなら → 筆ぐるめ(テンプレートが豊富で直感操作)
  • 細かくデザインを調整したいなら → 筆まめ(宛名管理や差出人設定が強い)

補足:ソフトを使わずに年賀状を作りたい方へ

近年はソフトを購入せず、PDF形式で年賀状を作成・編集する方法も人気です。 たとえばWondershare PDFelementを使えば、テンプレートを読み込んで 文字や画像を差し替えるだけで、自宅印刷やメール・LINE送信にも対応できます。 手軽さとコスパを重視する方におすすめです。

 PDFelementの無料テンプレート

安全・安心プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし

4.筆まめのスペックと購入方法

ここでは筆まめのスペックと購入方法について詳しく解説します。

無料体験版も用意されているので、有料版をいきなり購入する必要はありません。

4-1 スペック

筆まめのスペックは次のとおりです。

 

スペック

● 価格(通常版)

  • 6,490円(税込)※パッケージ版/ダウンロード版共通

● 対応OS

  • Windows 10/Windows 11(32 bit/64 bit)※公式にこの2種が動作保証範囲として明記。

● 対応台数

  • 同一家庭内で5台までインストール可能(法人用途は1台ライセンス)

● 年賀状以外の機能

  • 喪中はがき
  • 暑中見舞いはがき
  • 往復はがき
  • 封筒
  • 名刺
  • ラベルシール
  • などなど
※この記事は2025年11月時点の情報を基にしています。価格や対応OS等は今後のバージョンアップや販売キャンペーンにより変更される可能性があります。

4-2 購入方法

筆まめには以下のようなエディション・販売形態が用意されています(2025年9月発売版:Ver.36)。

公式サイトでは「通常版」「自動継続版」「アップグレード・乗換版」などが掲載されています。

エディション 販売形態 価格(目安)
通常版 パッケージ版/ダウンロード版 約6,490円(税込)
自動継続版 ダウンロード版限定 約3,460円(税込)
アップグレード・乗換版 他社ソフトからの乗換/旧バージョンからの移行版 実売価格 約3,465円〜

販売ショップ:公式サイトをはじめ、PC専門店、ネットショップ(Amazon/ヨドバシ/価格.com など)で取り扱いがあります。

購入時のおすすめ:

  • 価格重視で購入する場合は「通常版/アップグレード・乗換版」共に ダウンロード版 を選ぶと送料不要でコストを抑えやすいです。
  • パッケージ版は実店舗やコレクション目的には良いですが、送料や在庫状況によっては割高になる場合があります版。

安全・安心プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし

5.筆まめの使い方

ここでは筆まめのインストール方法と使い方の手順を解説します。

事前に使い方をイメージしたい方は、ぜひチェックしてみてください。

5-1 筆まめの使い方

次は筆まめの一般的な使い方を解説します。

  1. 筆まめを起動する 

デスクトップにある「筆まめVer.〇〇起動」というアイコンをダブルクリックして起動しましょう。

  1. オープニングメニューから目的を選ぶ

オープニングメニューには目的別で各メニューが用意されています。

たとえば、宛名面を作る場合は「宛名面を作る」タブを選んで「新しい住所録を作る」を。デザイン面を作る場合は「デザイン面を作る」タブを選んで作成します。

  1. [白紙から文面デザインを作る]をクリック

その後は「白紙から文面デザインを作る」をクリックしましょう。

  1. デザインや文字を入力する

左メニューからお好みの素材や文字を選んでデザインしていきます。

デザインの読み込みは左メニューの「イラスト・素材ボックス」から。様々な素材が用意されているので、お好みのものを選んで配置しましょう。

文章は自由に入力できますが、定型文が用意されているのでそちらを使用しましょう。

  1. デザインが完成したら印刷する

デザインが完成したら印刷するためのステップに移ります。

まずはプリンタのプロパティを開きます。

次に用紙サイズや印刷の向きを設定します。

  1. 年賀状の位置や大きさを印刷可能領域に合わせて調整する

調整が完了したら左メニュー上部にある「印刷」をクリックしましょう。

筆まめの使い方は以上です。

5-2 筆まめを使いこなす!プロの裏ワザとテクニック

①Excel住所録をエラーなく一括で取り込む方法

多くの人がつまずくポイントが「Excelからの住所録インポート」です。筆まめではCSV形式での取り込みが可能ですが、列名や文字コード(特にShift-JISとUTF-8の違い)を正しく設定しないと、文字化けやデータずれが発生します。

この節では、以下の手順で「失敗しない住所録取り込み方法」を詳しく解説します:

  1. Excelで「姓」「名」「郵便番号」「住所」「会社名」などの列を整理する。
  2. ファイルを「CSV(Shift-JIS)」形式で保存する。
  3. 筆まめを起動 → メニューから「住所録を開く」→「他形式データの取り込み」を選択。
  4. インポートウィザードで項目を正しく対応付け、文字化けがないか確認。

これで大量の住所データも一括登録が可能です。毎年の年賀状準備もスムーズに! 

②そのまま使える!気の利いた年賀状の例文集

デザインが完成しても、「文面が思いつかない…」という方は多いもの。 ここでは、上司・友人・親戚などシーン別にそのまま使える気の利いた年賀状メッセージを紹介します。 コピー&ペーストして使える形式なので、文面作成の時間を大幅に短縮できます。

  • 上司へ: 「旧年中は大変お世話になりました。本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。」
  • 友人へ: 「昨年はたくさん笑ったね!今年も楽しい一年にしよう。近いうちにまた集まろう!」
  • 親戚へ: 「いつも温かく見守ってくださりありがとうございます。皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」
  • 取引先へ: 「旧年中のご愛顧に心より感謝申し上げます。本年も変わらぬお付き合いをお願いいたします。」

筆まめではこれらの文例をテンプレートとして登録することも可能。来年以降もワンクリックで呼び出せるようにしておくと便利です。

③PDFエレメントで作ったオリジナルデザインを筆まめで使う方法

より個性的な年賀状を作りたい方には、Wondershare PDFエレメントとの連携がおすすめです。 PDFエレメントを使えば、背景画像やイラスト、写真フレームなどを自由にレイアウトし、世界にひとつだけのデザインを簡単に作成できます。

  1. PDFエレメントで年賀状デザインを作成(サイズはハガキ縦:100×148mm推奨)。
  2. 「ファイル」→「画像として書き出し」でPNGまたはJPG形式に保存。
  3. 筆まめを起動し、「イラスト・写真の挿入」から保存した画像を読み込み。
  4. 文字や住所を重ねて印刷すれば、完全オリジナルの年賀状が完成!

この方法を使えば、筆まめのテンプレートに縛られず、企業ロゴ入りの年賀状や家族写真入りのカードなども自在にデザイン可能です。 プロ品質の仕上がりを目指したい方は、ぜひこの連携テクをお試しください。

💡ヒント:PDFエレメントで作成した素材をクラウド保存しておくと、次年度のデザイン再利用も簡単です。

安全・安心プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし

6.年賀状作成ソフトなら「PDFエレメント」もおすすめ

年賀状作成ソフトは沢山ありますが、PDFファイルをつかって年賀はがきを作成したい方にはWondershareの「PDFelement(PDFエレメント)」がおすすめ。

PDFエレメントはPDF編集に特化したオールインワンソフト。編集から注釈、翻訳、OCRまでさまざまな機能を搭載しています。

「筆まめ」と同様、簡単なステップを踏むだけで年賀状を作成できます。

ここではその手順をご紹介します。

  1. PDFエレメントで年賀状素材(無料配布されているテンプレートなど)を開く

PDFelementには、年始状や寒中見舞いなどのカードに使用できそうなデザインのテンプレートが豊富に用意されています(年賀状専用のテンプレートも豊富)。

年賀状テンプレートのみお探しの方はこちらもダウンロードできます。

 年賀状テンプレート

あるいはインターネット上には様々な無料素材があるので、お好みのファイルをダウンロードしてPDFエレメントで読み込みます。

安全・安心プライバシー保護 | マルウェアなし | 広告なし

  1. ファイルを編集する

続いては「編集」をクリックし、編集画面を表示しましょう。あとはメニュー上部からお好みのものを選んで、テキストを入力したり画像を挿入してください。

PDFelementで年賀状の編集・修正が便利

  1. 完成(印刷)

デザインが完成したらファイルを保存し、印刷をクリックしましょう。

以上でPDFエレメントをつかった年賀状作成は完了です。

なお、年賀状作成の具体的な使い方は以下の動画を参考にしてください。

【PDFエレメントをつかった年賀状作成】

7.まとめ

年賀状作成ソフト「筆まめ(ふでまめ)」とは、年賀状や寒中見舞い、喪中はがきなどをかんたんにデザイン・印刷できる定番ソフトです。
豊富なテンプレートと定型文が揃っており、使い方もシンプルで、初めての方でも短時間で理想の年賀状を作成できます。

さらに、住所録の管理や封筒印刷機能も搭載されているため、家族や仕事関係などの宛名整理にも便利です。パソコン版のダウンロード購入やアップデートも容易で、長年多くのユーザーに愛用されています。

忙しい年末に効率よく年賀状を仕上げたい方には、「筆まめ」は頼れる味方です。


一方、デジタル年賀状やメール・LINEでの送信を考えている方には、PDFエレメントなどの電子年賀状作成ツールもおすすめ。


印刷する年賀状とデジタル年賀状、目的に合わせて最適な方法を選びましょう。

関連人気記事1:【2025年】無料の年賀状テンプレート・イラスト素材サイトおすすめ15選

関連人気記事2:【文例あり】喪中の年賀状・新年の挨拶はどうする?基本マナーと代わりの挨拶状を解説

関連人気記事3:スマホで年賀状を自宅で印刷する方法まとめ

8.筆まめに関するよくある質問

ここでは筆まめに関するよくある質問をまとめました。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

Q1:インストーラーが起動しない

A:ファイルが破損している可能性など、さまざまな原因が考えられます。インストールはデータの読み取りができないと正常に稼働しません。したがって、改めてファイルをダウンロードするか、パソコンの再起動を試して見てください。

Q2:「ハードディスクの容量が足りません」というメッセージが表示される

A:使用しているパソコンが「筆まめ」の動作条件を満たしていない可能性があります。条件を満たしていない場合は、正常に稼働する保証がないので十分に注意してください。

Q3:古い「筆まめ」が入っているパソコンに新しいものをインストールしても大丈夫?

A:問題ありません。まずは新しい「筆まめ」をインストールして起動し、データを引き継ぎましょう。その後は古い「筆まめ」をアンインストールしてください。

Q4:「ご使用の「筆まめベーシック」は機能限定になりこの機能はご利用になれません。」と表示される

無料版の「筆まめ」は基本機能のみを搭載したエディションになります。それ以外の機能を使用したい場合は有料版を購入しましょう。

Q5:素材を読み込むと「サイズが大きすぎる」という警告が出る

A:一定のサイズを超過したデータを読み込むと表示されます。しかし[はい]をクリックすることで、素材は自動的に縮小可能です。ただし、このままではプリントが荒くなる可能性があるので、小さな文字を読み込む場合は「いいえ」を選択すべきでしょう。

Q6. 筆まめと筆ぐるめの間で、住所録データを移行(乗り換え)できますか?

A. はい、可能です。
多くの年賀状ソフトは、住所録データをCSV形式やJADDRESS形式という共通のファイル形式で書き出す(エクスポート)機能を持っています。一方のソフトで住所録を書き出し、もう一方のソフトでそのファイルを読み込む(インポート)ことで、データを移行できます。ただし、ソフト独自の項目(グループ分けや送受信履歴など)は完全に引き継がれない場合があるため、移行後に内容を確認することをおすすめします。

Q7. 筆まめや筆ぐるめはMac(マック)でも使えますか?

>A. パッケージ版(CD-ROMやダウンロード版)はWindows専用です。
Macユーザーの場合は、ブラウザ上で利用できるクラウド版(「筆まめクラウド」「筆ぐるめクラウド」など)を利用する必要があります。クラウド版であれば、OSを問わずインターネット環境さえあればどこでも利用できるのがメリットです。

 

PDFエレメント

役に立ちましたか?コメントしましょう!

登録 / ログイン してからコメントを書いてください
user
{{item.name || userName}}
{{item.time}}
{{item.message}}
{{item.likes}} 返信をキャンセルする 返信
登録 / ログイン してからコメントを書いてください
user
{{item1.type == 2 ? authName : item1.name ? item1.name : userName}}
{{item1.time}}
@{{item1.reply_to_type == 2 ? authName : item1.reply_to_name ? item1.reply_to_name : userName}} {{item1.message}}
{{item.likes}} 返信をキャンセルする 返信
登録 / ログイン してからコメントを書いてください

作成日: 2023-02-04 16:24:24 / 更新日: 2025-11-12 14:37:34

avatar

星野

編集者

お問い合わせ

この文書または製品に関するご不明/ご意見がありましたら、 サポートセンター よりご連絡ください。ご指摘をお待ちしております!

スマートに、シンプルに、
AI 搭載 PDF ソリューション