Q: ATOKクラウドチェッカーとは何ですか?
A:「一太郎」、「日本語入力システムATOK」、「ホームページビルダー」などの開発を行っている株式会社JustSystemが、ATOKユーザー向けに提供しているATOKクラウドサービスの一つで、オンライン文章校正ツールのことです。
Q: ATOKクラウドサービスとは何ですか?
A:多様なジャンルの単語が登録されたクラウド辞書と連携し、Windows、Mac、AndroidのATOKで、さらにスムーズにタイピングできるようになるサービスで、複数端末での単語を同期できる「ATOK Sync AP」、最新のキーワードが使える「ATOKキーワードExpress」、単語数が大幅に増強される「ATOKクラウド推測変換」、思い出せないことばを教えてくれる「ATOKナントカ変換」、日本語文章校正サービス「ATOK クラウドチェッカー」、入力しながらリアルタイムで翻訳できる「8カ国語クラウド翻訳変換」で構成されます。
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目次:
Part1:ATOKクラウドチェッカーとは
ATOKクラウドチェッカーは、Webサイト「ATOK クラウドチェッカー」にログインして利用する、オンライン文章校正ツールのことで、ブラウザ上で文章をコピー&ペーストしてボタンをクリックすることで、誤字・脱字・表記揺れによる文章の間違いなどを見つけます。
文章を書いているときにリアルタイムで、高度な予測変換を行ってくれるので、日常的に文章を書く人にとって、とても便利です。
また、メールの書き始めのテンプレート部分や、よく使う文字列を予測して提案してくれますし、校正ツールとしての機能も充実していて、うっかりミスを減らすことにも使えるので、ビジネス面においても活用が期待できます。
さらに、パソコンだけではなく、スマートフォンでも利用でき、メッセージアプリでの誤字も訂正可能で、日常使いできる校正ツールと言えるでしょう。
Part2:ATOKクラウドチェッカーの主な機能
ATOKクラウドチェッカーには、① 誤りだけチェック、②ビジネス文チェック、③公用文チェック、④表記ゆれチェック という4つの校正基準があり、文章の内容・用途に応じて自由に選ぶことができます。
①誤りだけチェック
誤字などの誤りだけをチェックしたいときに使い、誤字脱字、間違い熟語、間違い外来語、助詞誤り、仮名遣い、慣用表現、同音語誤り、名称変更、西暦和暦、数字の書き方、機種依存文字、括弧 などがチェックできます。
②ビジネス文チェック
ビジネス文をチェックしたいときに使い、①のチェックに加えて、ら抜き表現、さ入れ表現、呼応表現、二重敬語、重ね言葉、二重否定、同一助詞の連続、修飾関係、並列関係、たりの並列誤り、べき止め不可、助詞抜け、句読点誤り、商標商品名、字種、長さ などがチェックできます。
③公用文チェック
公用文をチェックしたいときに使い、②に加えて、公用文、漢字基準、旧字体、送り仮名、難しい語の言い換え などがチェックできます
④表記ゆれチェック
表記ゆれをチェックできます。
また、ATOKクラウドチェッカーのメリットとしては、以下があげられます。
・SSLによる暗号化で、セキュリティ面で安心
・書きながら、誤字脱字・予測変換でサポート
・西暦などの変換機能が便利
・よくある打ちミスも訂正
・ブラウザ(JavaScript)で動作するツールなので、Windows/Macどちらでも使える
・iPhone/iPadやAndroidでも利用可能
Part3:ATOKクラウドチェッカーの使い方
以下のATOKクラウドチェッカーのスクリーンショットは、全てhttps://atok.com/useful/atokchecker/を撮影したものです。
①WebブラウザでATOKクラウドチェッカーのWebサイト「ATOKクラウドチェッカー」を開き、ログインします。
②[校正内容] のボタンをクリックして、校正したい基準にチェックを入れます。
③校正したい文章をコピー&ペーストすると、文章の文字数を表示します。
④[チェック]ボタンをクリックすると、誤りを指摘します。誤りは色を分て指摘し、それをクリックすると指摘内容を確認できます。
Part4:ATOKクラウドチェッカーの料金
「ATOK Sync AP」と「ATOKキーワードExpress」の二つのサービスが使える「ベーシックプラン」と、それらに加えて「ATOKクラウドチェッカー」と「8カ国語クラウド翻訳変換」とが使える「プレミアムプラン」とがあります。
「ベーシックプラン」の使用料は330円/月、「プレミアムプラン」の使用料は660円/月、あるいは7,920円/年(いずれも税込)から選べます。
Part5:ATOKクラウドチェッカーの代わりに、PDF編集ソフトPDFelementでAIによる文章校正!
ATOKクラウドチェッカー以外にも、文書校正機能を持つソフトやオンラインツールはたくさんあります。以下ではAI機能を搭載したオールインワンPDF編集ソフトPDFelementについてご紹介します。
5-1.PDFelementの概要と用途
PDFelementは、PDFを作成、編集、変換、注釈付けするためのソフトウェアで、PDF文書を直感的なインターフェースで操作できるツールセットを提供し、PDFの作成や編集を容易にするオールインワンPDF編集ソフトです。
PDFelementの主な機能としては、テキスト編集、オブジェクトの挿入、OCR、ページ編集、ページの結合/分割、切り抜き、注釈の挿入、パスワード保護、電子署名、電子透かし、PDFと他形式ファイルの相互変換、共有やクラウドの利用がありますが、それらの機能にさらにAIアシスタント「Lumi」が加わり、PDF文書の要約、意味の解釈、文書の校正 書き換えなどが可能となりました。
5-2.PDFelementでできること、PDFelementのメリット
PDFelementは、上述の機能で様々なことが可能ですが、ここではAIアシスタント「Lumi」を使って文章校正をしてみましょう。有名な小説「我輩は猫である(青空文庫より)」の冒頭文書を入れてみます。
出だし以外、かなり大幅な修正がなされ、現代風のわかりやすい文章となりました。
AIアシスタント「Lumi」を使えば、文書校正作業が効率的に行えることをご理解いただけたと思いますが、PDFelementのその他のメリットをまとめると、以下となります。
・パワフルなPDF編集機能
・ユーザーインターフェースが直感的でわかりやすく、誰でも使いやすい
・多様なファイルフォーマットがサポートされている
・セキュリティ機能が充実している
そして何よりも、他のソフトと比較して、コストパフォーマンスが優れています。
Part6:ATOKクラウドチェッカーに関するよくある質問
Q1.ATOKの無料体験版でATOKクラウドチェッカーを体験することはできますか?
A1. できません。ATOKクラウドチェッカーを使うには、ATOK Passport 「プレミアムプラン」を契約する必要があります。
Q2.オンライン校正ツールのメリットは何ですか?
A2.アプリが不要であること、OSに依存しないこと、場所や時間を選ばず校正作業ができることなどです。
Q3.オンライン校正ツールのデメリットは何ですか?
A3.インターネットがつながる環境でないと作業ができないこと、ツールによってはセキュリティ面の不安があることなどです。
Q4. JustSystem社からは既にJust Rightという文章校正ツールが発売されていますが、これとはどう違うのですか?
ATOKクラウドチェッカーも校正エンジンはJust Rightを利用していますが、Just RightがPCにインストールして使用するのに対し、ATOKクラウドチェッカーはオンラインで使用します。
まとめ
オンライン文章校正ツール、ATOKクラウドチェッカーについて、その機能と使い方を説明しました。日本語入力システムATOKを使っている方にとっては、660円/月(税込)を追加することで使えるので、試してみるのもいいかもしれません。
ただし、PDFelement(Pro版)はPDF編集機能に文書校正機能がついて7,280円/年(税込)、買い切りで9,980円(税込)なので、どちらをとるか、悩ましいところですね。
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