PDFelement(PDFエレメント) - PDF編集、変換、署名...

マンション等の賃貸物件を建てるには、物件の広さに応じた土地が必要です。1つの物件が建つには、プロフェッショナルな企業同士がタッグを組んで設計、施工、分譲販売までのプロジェクトが進められます。建設業の許可を得た建設会社と、宅地建物取引業の免許を取得した不動産業がタッグを組んで、私達が入居するマンションやオフィスビル等が建設されます。
例えば、「この土地にマンションを建てたい」として建築工事が発注されると、建設産業・不動産業の間で見積書が作成されます。見積書はExcelで作成して、その後にPDFファイルに変換するケースが多いです。PDF文書は、WindowsやMacといったPCのOSやAndroidタブレット、iPhoneでも環境に影響されず同じく閲覧出来ます。また専用ソフトを使用する事で、文字の追加や修正、社印の押印も簡単に出来ます。
続いては、建設産業・不動産業関係において、見積書を編集する事例を紹介します。そしてPDF文書に対応のソフトで、見積書の編集やスタンプ挿入の手順を紹介します。
通常の建築工事における見積書の内訳は、基礎から組み立て、電気設備など多岐に渡ります。建物の基礎となる項目は、建築、土、コンクリート、杭、型枠の各工事となります。また外観となる左官や塗装工事から、快適な住空間には欠かせない防水・断熱工事、更に電気設備工事も必要になります。マンション等の集合住宅では、エレベーターを設置する昇降機設備工事も必要です。
見積書は、項目ごとの設計図書に基づいて積算して作成します。建物によっては、実際に工事を行わない項目が出てきます。設計者と現場の工事担当者による打ち合わせで実施しない項目を削除します。項目と単価を削除すると、当然ながら総合計の金額も編集する事になります。社内で見積書が完成したら、次は工事の依頼先と打ち合わせを行います。社印を押印した見積書を持参して、工事を依頼した不動産会社と予算内で施工出来る様に数量や単価の交渉を行います。その結果、変更が生じた場合は見積書の各項目を編集します。 建設産業では、社会保険加入の原資となる法定福利費の確保が必要です。その為見積書には、従来の総額だけではなく法定福利費を明示します。
Excelで作成した見積書をPDFファイルに変換する事で、メール送信時にファイルサイズが小さくなります。管理しやすいPDFファイルですが、記載内容を編集するにはPDFに対応のソフトを使用します。数あるソフトの中から、Wondershare社の「PDFelement Pro」による編集手順を、事例に沿って紹介します。
「PDFelement Pro」の特徴は、多くのユーザーが使い慣れたWordやExcelの様に編集出来る事です。テキストの編集、書式、挿入、削除が思いのままに実行できます。更に注釈機能によりスタンプを挿入しましょう。続いては、実際の見積書を編集する事例に沿って、テキスト編集やスタンプ挿入機能の手順を紹介します。
PDFelement Proのサイトにアクセスして、「無料体験」のリンクから試用版をダウンロードします。見積書の項目を削除や編集するには、ソフトを起動してメイン画面からPDF編集をクリックします。画面左側の「ファイルを開く」から、編集する見積書を開きます。「編集」ツールをクリックして、該当のテキストを選択で削除や書き換えが行えます。工事の項目と金額は、「テキスト追加」から新規に挿入する事が出来ます。テキストは、フォントやサイズの設定も簡単で思いのままに行えます。
注釈ツール→スタンプ→スタンプ作成の順にクリックして、見積書に社印を挿入します。この様にPDFelement Proなら、気軽に見積書を編集する事が出来ます。
今回はWindows版における操作手順を紹介しましたが、PDFelement ProはMac版も用意されています。ご自身のPCのOSに合わせて、まずは無料体験版をダウンロードして下さい。
打ち合わせをしていくと、工事内容や単価が変わる事があります。そんな時はPDFelement Proで、素早くPDF見積書を編集して下さい。
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星野
編集者
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